チェック結果(E)

 

 単なるとは何か?

「ただそれだけ」「他に何もないさま」という事。(辞書参照)

医療では、症状に付帯すると異常性はみられないという意味になります。

・肩凝り

肩が張っているだけでマッサージをして欲しい。

硬いからほぐして欲しい。

などは、単なる肩凝りとして扱われます。

 

 元々「肩凝り」というのは、夏目漱石が使用した造語で、

肩の症状を文学的に表現したものです。

 現在、日本ではよく使われていますが、海外では「肩凝り」という

概念がありません。

日本特有の訴えの言葉となりますので、異常ではない症状は

保険適用外となります。

・腰痛

 重い、だるい、疲れ(いわゆる筋肉痛)だけでは保険の請求は

出来ないです。

特に、疲れ(筋肉痛)は誰もが正常、日常的に起こる可能性が

あるからです。

つまり「その症状は異常ではない」とされてしまうのです。

 

 保険者からは、下記のような事が健康保険適用外と発表されています。

「病気や怪我とみなされないもの」

「交通事故、労災適用が望ましいもの」

「第三者行為や医療従事者、保険者の指示に従わない者」

上記のような時は健康保険適用ではなく、全額自己負担となります。

 

 国家資格取得者が異常ではないと判断する症状では、

健康保険は使えません。

 

 では、どこで異常かと判断するか?

多くは運動学の視点から診ます。

平均の関節の可動域が不具合なく動くかが1番問題です。

その可動域の中で痛みがあったり、可動域が出なかったりすれば

異常の疑いがあります。

 

 問診票には、日常やっていた事が出来ない事を実例に出して

頂けると判断しやすいのが事実です。

例えば

「洋服を着る時に痛みがある」

「靴下が履く時にかがむ事が出来ない」

「洗面時に痛みがある」などです。

「重い」「だるい」のような感覚的な訴えは治療の参考になるのですが、

保険請求審査では重視されません。

それは、他覚症状として判断が出来にくい物だからです。

 

 医師と違い精密検査が出来ない整骨院・接骨院の請求には

発生機序(痛みの状態や出現の仕方)が必要なのです。

ご自身の症状が「単なる肩こり」「単なる腰痛」ではない方は、

チェックシートにお戻り下さい。

 

 もし、「癒し」「慰安」を求めるのであれば、当院では保険外で

対応させて頂きますが「治し」を中心に考えられている治療の為、

お望みの治療ではないかもしれません。

ご了承下さい。

 

 

保険外(自由診療)の料金